明日はどうなるのだろうか??
尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近で起きた海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件を受け、中国の一部で、反日ムードが高まっている。インターネット上では、満州事変の発端となった柳条湖事件から79年を迎える18日に合わせた抗議活動の呼び掛けもあり、邦人社会に緊張が広がりつつある。
これまでにネット上では、北京や上海、遼寧省瀋陽、江蘇省南京、広東省の広州や深センなどでの反日デモの実施が呼び掛けられている。「愛国感情が盛り上がる時期でもあり、何が起こるか分からない」(日中関係筋)状況だ。
しかし、こうした中、尖閣諸島の中国領有権を主張する反日団体「中国民間保釣(釣魚島防衛)連合会」のスポークスマンは16日夕、取材に対し、「18日に北京市内で抗議デモは行わない」と答えた。さらに同連合会のサイトには、「上海のメンバーが当局にお茶に誘われた」との書き込みが登場した。
反日デモが広がれば統制できなくなる可能性もあり、中国当局が警戒を強め、対策に本腰を入れだしたものとみられる。特に、万博開会中の上海では「公安当局が『絶対にデモは発生させない』と自信をみせている」(万博関係者)という。
ただ中国国内の反日感情は、拘置された中国人の漁船船長の扱いが解決しなければ収束は見込まれない。「日本で組閣が終わり、拘置期限となる19日に事件はヤマを迎えるだろう。事態を拡大させないためにも解決に時間をかけるべきではない」(中国筋)との声が上がっている。
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