いつごろ中国の反日デモはおさまりますか?
重慶市で26日午後、反日デモがあった。約千人の若者が「日本製品ボイコット」などと叫びながら市中心部を行進、日本総領事館の前で抗議行動をした。今月16日以降、日本の総領事館のある都市でのデモは初めて。武装警察官が出動し、約1時間半後に解散させた。
「歴史の屈辱を忘れるな」――。重慶市は日中戦争時に旧日本軍による激しい爆撃を受けたことから反日感情が根強いとされる土地柄。江沢民前国家主席が主導した愛国教育により反日感情が強いとされる「憤青」(憤る青年たち)と呼ばれる若者たちは、激しい抗議行動を展開した。
市中心部の広場に約200人が集結。10代後半のあどけない顔つきが目立った。約2キロ離れた総領事館近くまで達したとき、警官隊が立ちはだかった。「愛国を止めるな」。若者たちは制止を振り切り、日の丸を燃やした。
デモ参加者の多くが「中国人よ、目覚めよ」「日本製品ボイコット」と書かれたそろいのTシャツを着て、「打倒小日本(日本人の蔑称〈べっしょう〉)」と叫んだり、国歌を歌ったりしながら繁華街を練り歩いた。
常に100人ほどの警官が周りを囲み、少しでもコースをはずれようとすると制止。四川省綿陽や陝西省西安などのデモで一部が日本車や店を破壊するなど暴徒化したことから、神経をとがらせている様子がうかがえた。
1時間ほど過ぎると、デモ隊のシュプレヒコールが突然、静まった。市内にある「重慶大爆撃遺跡」にさしかかった時だった。1941年6月の旧日本軍による爆撃で多数の市民が死傷したとされる防空壕(ごう)の一部を残した記念館。参加者は1分ほど黙祷(もくとう)すると、再び気炎を上げた。「永遠に日本人の犯した戦争犯罪を許さない」と、参加した20代の女性は叫んだ。
2004年8月のサッカー・アジアカップでは、日本人サポーターにゴミが投げつけられるなど、反日の火が燃え上がった。地元当局は警戒を強め、事前に封じ込めを図った。
デモ参加者はその後、約5倍にふくらみ、警官の防御ラインを3度突破。繁華街の交差点にさしかかったところで警察責任者が「絶対ここで食い止めろ」と無線に叫んだ。
地元当局者らによると、市内の大学は26日、校門を封鎖し、急きょ試験を実施して学生の参加を食い止めようとした。「デモに参加したら除籍処分にする」と警告していた。インターネット上の書き込みも次々と削除した。「デモ参加者を出した大学の責任者は処分する」。地元当局は各大学に内部通達を出していたが、防ぐことはできなかった。
|
いつごろ中国の反日デモはおさまりますか? |
海外,外国語,外国人の友達や相互学習相手,メールフレンドを探してみよう! |
中国語のお友達ならここ |
その他世界の外国の友達ならここ |
匿名
Guest
115.173.185.8
この雰囲気…
当分収まらないでしょう