最高指導部の人事を決定する来月の中国共産党大会の開幕期間中、中国当局が国内のインターネットでの情報規制を一段と強化する見通しであることが分かった。
ニュースサイトの中国財経情報網が25日までに、工業・情報化省からの情報として、党大会の開幕前日である来月7日から、14日前後とみられる閉幕日の深夜まで国内が“封網(ネット封鎖)”状態に置かれると報じた。ネットそのものは使用可能だが、サイト閲覧やメール送受信に困難が生じる恐れがある。電話通話網も規制対象という。
党大会では、胡錦濤総書記(国家主席)の後任として習近平国家副主席の昇格が確実となっているが、最高指導部となる政治局常務委員(現在は9人)人事のほか、同委に連なる高官ポスト争奪戦で憶測や情報戦が繰り広げられている。
党大会の期間中に汚職問題やスキャンダルの暴露なども警戒されており、中国当局は規制キーワードを大幅に増やしたり、メールや通話の検閲をさらに厳格化したりして、“密室のトップ選び”で混乱を生じないよう徹底を図るようだ。同時に党大会前後を狙ったテロ対策も目的だという
|
海外,外国語,外国人の友達や相互学習相手,メールフレンドを探してみよう! |
中国語のお友達ならここ |
その他世界の外国の友達ならここ |
コメントはまだありません。