上野パンダ、中国から２月２１日に来日　公開３月中

よかったね

中国から東京都立上野動物園にやってくる２頭のパンダの来日が２１日に決まった。新しい環境に慣らした後、３月下旬にも公開される見通しだ。

　来日するのは、ともに５歳の雄（中国名・比力〈ビーリー〉）と雌（同・仙女〈シィエン・ニュ〉）。雄は活発で食欲旺盛、雌は白黒がはっきりした「丸顔美人」という。

　同日未明に中国四川省のパンダ保護研究センターを出発。上海を経由して午後９時ごろに成田空港に到着し、同日深夜に上野動物園に運ばれる予定。

　都は２頭を原則１０年間借り受ける契約を結んでおり、保護協力資金として中国側に年９５万ドル支払う。

　日本で初めて上野にパンダが来たのは１９７２年。日中国交正常化を記念してランランとカンカンが贈られた。その後、２００８年４月にリンリンが死んでから上野はパンダ不在になっていた。