中国・上海市で11日午前に行われていた「東レ杯上海国際マラソン」の記者会見が突然打ち切られた。同マラソンには東レをはじめ、多くの日本企業が協賛。関係者によると、市上層部が会見に出席中だった市体育総会幹部に電話し、中止を指示。体育総会幹部は、日本の沖縄県・尖閣諸島国有化決定が影響したことを示唆したという。
例年12月に開催されている同マラソンは今年が17回目。この日の会見では、今年の開催日時やコースを発表する予定だったが、出席者の紹介と約3分間のイメージビデオ上映が終わったところで、司会者が「各種要因により、会見はこれで終了する。この件を報道しないでほしい」と一方的に宣言した。
これを受け、引き続いて開催予定だった東レとユニクロの合同記者会見も中止になった。
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Guest
42.48.246.14
中止じゃないよ
11日午前の記者会見が突然打ち切られた「東レ杯上海国際マラソン」について、上海市体育局は同日夜、公式ブログで「日本政府の釣魚島問題への姿勢に鑑み、日本企業が冠スポンサーのマラソンを始動させるのはふさわしくないと組織委員会が決定した」と説明。一方でマラソン自体は「期日通り行う」として、12月初めに予定通り開催する方針を示した。