資生堂は中国で人気があるから
資生堂は17日、上海市内のホテルで中国女性向け新ブランド「DQ」を来年3月から発売する、と発表した。これまでの百貨店や専門店での販売に加え、中国ビジネスの新戦略として「上海や北京、広州など都市部の薬局やドラッグストアチェーンによる第3の販売ルートを追加した」(前田新造社長)のが特徴。中間層の若い女性がターゲットだ。
化粧水や美容液などスキンケア商品25品目で価格帯は160〜360元(約2080〜4680円)。DQとは肌力指数を意味し、「アジア女性の肌のための日本ブランド」(宮川勝執行役員)と位置づけている。薬局の店頭で肌の状況を分析し、顧客に最適なスキンケアをアドバイスするなど、化粧経験の少ない中国女性にもきめ細かく対応する。中国に続いてアジアの周辺地域でも発売するほか、将来的には日本市場への逆上陸も検討する。
新ブランドを中国からスタートさせることについて前田社長は、「中国の化粧人口は今年、日本と同じ5800万人に達した。化粧品市場も数年内に日本を上回る」と話し、年率20%近い市場成長性をもつ中国に注力する考えを示した。
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