中国・上海の住民や学生らが、現地で使われている方言「上海語」の保護を訴える活動を続けている。
中国には上海語を含めて約80の方言があるとされているが、同国政府は「普通話」を共通語とする政策を展開しているため、こうした方言はいずれ消滅してしまう可能性がある。
上海語の特徴の1つは、普通話と全く発音が異なること。文法も語彙(ごい)も上海語独自のものがある。
上海語の使用を促進するNPO団体の代表は、「言語がどのようにして消滅していくのかについて、以前本で読んだことがある。上海語はそうならなければよいが」と不安を募らせた。
だが一方で、上海語を保護する運動が実を結び始めた面もある。上海を走るバスの一部で、車内アナウンスの言語に上海語が加わったほか、上海航空でも今年1月から一部で上海語の使用を始めている。
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